まな板で包丁を使う時、左手は食材を押さえる役割を果たしますが、モノづくりで左手に当たるのが治具。左手がなければモノを切ることも盛り付けをすることもできません。実際に右手だけで調理してみれば、いかに左手=治具が重要なものかお判りいただけるはずです。
モノづくりの現場にずらりと並ぶ各種の工作機械。材料の加工や組付け、搬送にはそれぞれ工作機械が必要とされますが、もう一つ欠かせないのが対象物を固定したり、動かしたりするための治具。モノづくりの現場において治具は欠くべからざる必需品となっています。
お客様からの治具に関するニーズは厳しくなるばかり。精度でも納期でもコストでもその戦いはさらにハードになっており、それに応えていくことは容易ではありません。JIG FIGHTERSの思いと誇りで挑戦し続けます。
お客様のニーズにジャストフィットした治具を一品ずつお客様に提供してきた実績を評価され、世界的な大企業から「工作機械はともかく治具に関してはグローバル製のものにしてほしい」との要請が寄せられるほど、グローバルのモノづくりへの圧倒的な評価を得ています。
自動車産業の盛んな愛知県三河地区に本社を構え、お客様からのご要望に応えていますが、愛媛県の松山と島根県の出雲にも工場を開設し、部品加工を行っています。生産拠点を分散させることでのリスクヘッジと西日本のお客様への対応がその狙いです。
20年ほど前から積極的に新卒社員を採用し、若手社員の育成を図ってきました。平均年齢は32.7歳という若さ。さらなる成長のため、若い社員、新卒社員に対する期待がどこよりも大きいのがグローバルです。
入社して2~3年は現場で実際に治具の製作に従事してもらいます。じっくり治具づくりに精通した上で自分の適性を判断し、その後、設計か製作、営業などへの配属が決定されます。もちろん本人の希望も尊重されます。
「やったことがないから」に続くのが「やれない」あるいは「やりたくない」であれば、グローバルでは通用しません。「やったことがないからやってみたい」あるいは「やったことがないからやるべきだ」と考える人間の集団がグローバルです。
毎月の売り上げや利益など経営に関するすべての情報が社員に公開され、いつでもアクセスできます。そのデータをもとに予算に対する達成率によって給与が上乗せされる実績給が採用されています。
グローバルは文字通り、グローバル展開も見すえています。お客様企業の海外展開に伴って、海外への進出を要請されることも多く、条件が整えば、グローバル展開も視野に入れています。